東京・池袋 弁護士事務所刺殺事件 「危害加える恐れ」事件前に相談
社会|
07/03 11:53
東京・池袋の法律事務所で男性が刺されて死亡した事件で、逮捕された男について両親らが事件前に「他人に危害を加える恐れがある」と警視庁に相談していたことが分かりました。
渡邊玲人容疑者(50)は1日、豊島区のサンシャインシティ内の法律事務所で同僚の芳野大樹さん(36)をナイフで刺して殺害した疑いなどで3日朝に送検されました。
その後の捜査関係者への取材で、渡邊容疑者について「人を殺して刑務所に行く」と話すのを聞いた両親や知人が、事件のおよそ1カ月前に「誰かに危害を加えるかもしれない」と警視庁に相談していたことが分かりました。
渡邊容疑者は「職場で嫌がらせを受け、恨みがあった」と話していて、警視庁が経緯を詳しく調べています。