【ノーカット】気象庁が会見 鹿児島・十島村で震度6弱 当面同程度の地震に注意
社会|
07/03 20:49
鹿児島県十島村で最大震度6弱を観測した地震を受けて気象庁が会見を開き、いつ地震活動が収まるかは「分からない」として、当分の間は震度6弱程度の地震に注意を呼び掛けました。
3日午後4時13分ごろ、十島村で最大震度6弱の地震を観測したことを受けて気象庁が緊急の会見を開きました。
気象庁によりますと、十島村で震度6弱の地震を観測したのは記録が残っている1995年以降で初めてだということです。
また、十島村の周辺では先月21日から地震活動が活発になり、今月3日午後5時までに震度1以上の地震が1050回観測されたと発表しました。
地震活動が長期化している要因や今後の見通しについては「分からない」として、当分の間は震度6弱程度の地震に引き続き注意するように呼び掛けています。
一方、SNSなどで「トカラ列島で地震が起きた後に日本国内で大地震が起きる」といった投稿が拡散していることについて問われると、「科学的ではない」と否定的な見解を示しました。
また、「7月5日に日本で大地震が起きる」といううわさが広まっていることについては、現在の科学的知見では地震が発生する日時や場所、規模を特定することは不可能なため「デマである」としました。
※この映像にはナレーションはありません。ご了承ください。