「死んだと笑いながら…」“ルフィ”幹部の裁判 別の幹部が法廷で証言
社会|
07/11 15:22

“ルフィ”などと名乗るグループによる一連の強盗事件を巡る幹部の裁判で、グループの別の幹部の証人尋問が9日に続いて行われ「小島被告は怖い人」と証言しました。
「ルフィグループ」の幹部・小島智信被告(47)は、2022年に東京・稲城市で起きた強盗致傷事件などを手助けした罪や詐欺の罪などに問われています。
小島被告側は起訴内容を認める一方で、事件で重要な役割を果たしていないと主張しています。
9日に続き、11日の裁判でもグループの幹部である藤田聖也被告(41)の証人尋問が行われました。
藤田被告は「小島被告は怖い人だと思っていた」と話し、その理由として、グループの犯行で被害者が亡くなった際に他の幹部メンバーと異なり「小島被告は『死んじゃいましたね』と笑いながら話していたから」だと証言しました。
藤田被告は加えて、小島被告がリクルートしたかけ子らに対し「個人情報を握っているから逃げられない」などと脅していて、かけ子らから「小島さんが怖いと相談を受けていた」と話しました。
また組織の実態として、組織の金や給料、人事を握っていたのは小島被告で、一連の事件の中心人物は「今村磨人被告だった」述べました。