暑い夏に熱い戦いが激減?夏のスポーツに危機
社会|
07/11 21:51
連日の暑さによって体育の授業や部活動に影響が出ています。
11日は東京都心の最高気温が25.1℃と、16日ぶりに真夏日から解放された関東地方でしたが…。
滋賀県守山市の小学校では、9日の猛暑でプールの授業を受けた児童62人がお尻に軽いやけどをするという事態に。
その時の気温は約36℃。児童らは授業前の数分間、プールサイドに敷かれたマットに座っていたといいます。学校は事前に水をまいていましたが、その対策を超える温度になっていたとみられています。
また、先月、京都市内の小学校では体育館で行われた体育の授業中に児童7人が熱中症の疑いで搬送されています。
毎年のように懸念される真夏の体育やスポーツ。文部科学省は先月から、全国の学校に注意を呼び掛けています。
阿部文部科学大臣
「それほど気温が高くない時期から適切な措置を講ずること、また、活動の場所・種類にかかわらず、暑さ指数に基づいて活動実施を判断すること」
SNSでは夏場の体育やスポーツは控えるべきとの声が…。
X(旧ツイッター)への投稿
「もう夏場に体育はできない。猛暑の室外プールは、ほぼ虐待」
「猛暑なのに子どもがサッカーの試合。主催者は中止の選択も」
また、猛暑を理由とした夏場の体育や部活動の中止、水泳授業の廃止を行う小中学校も相次いでいます。
さらに、野球やサッカーなどスポーツ競技大会でも開催時期の移行や日中は競技を避けるべきなどの意見が。
その一方で、こんな声も…。
Xへの投稿
「むしろ暑さから逃げずに鍛えて慣れろ」
真夏にスポーツを行うことの是非は。