上皇さまが東大病院を退院 上室性不整脈と診断 運動や散策は距離や時間を短縮へ
社会|
07/18 16:11

「無症候性心筋虚血」などの治療のため東大病院に入院していた上皇さまが退院されました。新たに「上室性不整脈」と診断されたということです。
上皇さまは18日、入院していた東京・文京区の東大病院を退院されました。
上皇さまは5月に心臓の筋肉に血液が十分に送られない状態の無症候性心筋虚血と診断されていて、新たに心臓の負荷を和らげる薬を投与するため今月14日から入院されていました。
宮内庁によりますと、薬を投与する前に行った検査の結果、新たに心臓の上の部分で発生する不整脈の上室性不整脈と診断され、上皇さまには脈拍が早くなる症状があるということです。
今後、心臓に負荷が掛かるような活動は控え、運動や散策は時間と距離を短縮するなど無理のない範囲で行われます。
今回、追加された薬は不整脈にも効果があるということで、経過によっては投与量が増量される可能性もあるとしています。