「フェンタニル」国内で17件摘発 アメリカで乱用が社会問題化の合成麻薬
社会|
07/25 22:10

アメリカで乱用が問題となっている合成麻薬「フェンタニル」について警察庁は、全国の警察が摘発した事例がこれまでに17件あったと発表しました。
合成麻薬「フェンタニル」を巡っては近年、アメリカなどで乱用が社会問題となっています。
警察庁は25日、都道府県警察が過去に取り扱った事件を調査した結果、フェンタニルの摘発事例がこれまでに17件確認されたと発表しました。
医療関係者による所持や使用、窃盗などが15件あったほか、医療用に処方されたものを不正に使用した事例が2件確認され、死亡した事例もありました。
営利目的で所持した事例は確認されていないということです。
警察庁は「国内での乱用拡大の実態は認められない」としています。