時速160キロ以上で追突の死亡事故 起訴の男が保釈中に無免許運転の罪で追起訴 栃木
社会|
07/31 20:14

おととし、宇都宮市でバイクの男性が時速160キロ以上で走行していた車に追突されて死亡した事件で、起訴された男が保釈中に無免許で車を運転をしたとして、追起訴されていたことが分かりました。
おととし2月、宇都宮市で石田颯汰被告(22)の運転する車が時速160キロを超える速さでバイクに追突し、佐々木一匡さん(当時63)が死亡しました。
石田被告は当初「過失運転致死罪」で起訴されましたが、佐々木さんの遺族が要望書などを提出し去年10月、より刑の重い「危険運転致死罪」への訴因変更が認められました。
その後の捜査関係者への取材で、石田被告は保釈中だった今年春に宇都宮市内でバイクを無免許運転したとして、追起訴されていたことが分かりました。
佐々木さんの妻は「本当にびっくりして怒りがこみ上げてきました。重大な事故を起こしたという認識も反省もないことが分かり、悔しい気持ちです」とコメントしています。