皇族確保、来週にもとりまとめ案 衆院議長「今国会中に皇室典範改正を」
社会|
05/16 10:52
安定的な皇位継承を目指し、国会としての総意をとりまとめた案が来週以降に出されることが分かりました。
■来週にも議長案か
15日、皇族数の確保策について話し合う与野党の全体会議が開かれました。皇族数の減少が課題となるなか、会議では、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つ案と、旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える案という、2つの案について議論されています。
前回の4月の会議で、唯一見解を出せていなかった中道改革連合。中道は今回、「女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案」を「優先的な方策」とし、「旧宮家の男系男子を養子に迎える案」について「制度化することも考えられる」とする見解を示しました。
中道改革連合
笠浩史衆院議員
「今回の取りまとめは一つの区切りではありますが、決して議論の終わりではありません。むしろスタートです」
一方、自民党は「旧宮家の男系男子を養子に迎える案」を優先しつつ、女性皇族の夫と子に皇族の身分を与えることには反対の考えを改めて示しました。
これで会議に出席している13党派の見解が出そろいました。森衆議院議長は、国会としての総意をとりまとめた案を来週以降、提示する考えを明らかにしました。
森衆院議長
「できるだけ速やかに、改めて全体会議を開いて各党各会派からとりまとめ案についてのご意見をいただくことになりました。私としては、今国会中に皇室典範改正案等の成立にまでこぎつけたい」
しかし、このスケジュールでは厳しいと話すのは、皇室ジャーナリストの山下晋司さんです。
「各会派の方針は出たとは言っても、今後、細かく詰めていかなければいけないところがいっぱいある。今国会中の成立を目指すと、衆議院議長おっしゃってましたが、非常にタイトだなと思います。押し切るという場合に、皇室と政府・国会の間に溝ができるのでは。非常に心配しています」
(2026年5月16日放送分より)





