フジテレビの港社長は社員向けの説明会で、取材を制限した会見について「失敗したと思った」などと話しました。
　23日に開かれた説明会の冒頭で、フジテレビの嘉納修治会長は中居正広さんのトラブルを巡る一連の対応について「港社長と私が中心にやっていたけれども、至らなかったところがある」などと謝罪しました。
　続いて、港浩一社長が17日に開いた取材を制限した会見について「慣れている定例記者会見の建て付けで前倒しでやろうと総合的に判断をし、終わって失敗したと思った」などと述べました。
　また、第三者委員会とは別に社内に改革委員会を立ち上げる考えを示しました。
　説明会は約4時間半行われ、経営陣の辞任を求めたり、質問中に涙ぐんだりする社員もいました。