山梨県の北富士演習場で、射撃訓練中に弾が落ちた所から火が出て枯れ草に燃え広がりました。
　29日午前10時すぎ、北富士演習場の敷地内で実弾を使った射撃訓練を行っていたところ、着弾地点から火が出ました。
　火は枯れ草などに燃え広がり、自衛隊のヘリコプター3機と自衛隊員30人で消火活動にあたりましたが、これまでに200ヘクタールほどが焼けました。
　この火事で、けがをした人はいないということです。
　今も消火活動は行われていて、陸上自衛隊北富士駐屯地は「火災の発生で周辺住民の皆様にご心配をお掛けしており、誠に申し訳なく思います。消火に全力で対処していくとともに、さらに注意喚起を徹底し、再発防止に努めていきます」とコメントしています。