東京都は航空宇宙産業に参入する中小企業を支援するため、5億円を2025年度の予算案に盛り込みました。 東京都
　小池百合子知事 「部品一つとっても資金が必要になってくる。そこに投資することで、宇宙産業における東京、日本の技術が生かせるようにと」
　対象となるのは中小企業で、1社あたりロケットや衛星などに使われる機器の開発経費として最大1億円、衛星データを使ったサービスの開発経費として最大2000万円を助成します。
　都はいずれの助成についても3社程度を対象とすることを想定していて、5億円を2025年度の予算案に計上しました。
　小池都知事は31日の会見で、「宇宙産業にはイーロン・マスク氏も自分の富を集中している」として支援の必要性を強調しました。
　航空宇宙産業の支援は福島県や埼玉県などで進められています。