八潮陥没事故 早朝に確認作業 下水道管内に初めて作業員入る
社会|
05/01 11:55
埼玉県八潮市の道路陥没事故で、運転手の捜索に向けて事故後初めて下水道管内に消防隊員らが入りました。現場から報告です。
(社会部・阿部佳南記者報告)
現場では5時間ほど前まで下水道管の中に人が入って目視での確認が行われていました。
下水の量が比較的少ない明け方を狙って消防隊員らおよそ20人が作業にあたりました。
防護服に酸素ボンベといった装備で、内部の滞在時間を20分程度にとどめるといった安全管理も行われました。
午後にも対策本部会議が開かれ本格的な救助行程が示される可能性があります。
1日朝、大野知事は今後の救助について取材に答えました。
埼玉県
大野元裕知事
「慎重な措置を講じながら一刻も早い救出を行うバランスが極めて重要だと思っている」
県はトラックをつり上げるための土台部分を整備するなどして、救助開始に向けた準備を進めています。