愛子さま 約600人を前に初のおことば「経験や知識を継承する機会として…」
社会|
05/03 13:37
天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが東京都内で開催された国際会議の開会式で、初めておことばを述べられました。
愛子さま
「災害医療と救急医学の発展に尽力されてきた関係者の皆様に心から敬意を表します」
愛子さまは東京・新宿区で開かれたおよそ80の国や地域から研究者らが参加する「世界災害救急医学会」に出席し、開会式でおよそ600人を前に初めておことばを述べられました。
愛子さま
「阪神・淡路大震災、東日本大震災をはじめ、数々の大きな災害を経験してきた日本では、災害医療体制に様々な側面から変革を加え進化させてきました。この会議は、それらの経験とこれまでに得られた知見や技術を共有する貴重な場であり、さらなる国際協力を促進する機会として、また、これからの時代を担う若い世代に、皆様の豊かな経験や知識を継承する機会として意義深いものになることと思います」
その後、愛子さまは会議の関係者に「重要な会議なので頑張って下さい」と声を掛けられたということです。
また、開会式で披露された高校生の書道パフォーマンスについて「勇気をもらいました」と話されていました。
愛子さまは以前から、災害救護や救命救急に関心をお持ちで、日本赤十字社に勤務して今年で2年目となります。