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羽田空港業務委託費巡り9000万円申告漏れ 自民党元幹事長の長男代表コンサル会社

社会

05/07 13:13


 羽田空港ターミナルビルを運営する子会社からの業務委託費を税務申告しなかったなどとして、東京国税局が都内のコンサル会社におよそ9000万円の申告漏れを指摘していたことが分かりました。
 申告漏れの指摘を受けたのは、元自民党幹事長の古賀誠氏の長男が代表を務める都内のコンサル会社「アネスト」です。
 関係者によりますと「アネスト」は羽田空港ターミナルビルを運営する「日本空港ビルデング」の子会社「ビッグウイング」から空港内のマッサージチェアの設置管理を巡って、業務委託費を受け取っていました。
 しかし、実際には「アネスト」の下請けの健康機器販売会社が業務を担っていたということです。
 東京国税局は業務委託費や手数料などの収入があったにもかかわらず、税務申告していなかったとして「アネスト」に対し、2019年2月期までの5年間でおよそ9000万円の申告漏れを指摘しました。
 無申告加算税や過少申告加算税を含め、法人税などおよそ4000万円を追徴課税したとみられます。
 また、東京国税局は「ビッグウイング」に対しても「アネスト」への業務委託費は経費として認められないとして、1億円ほどの所得隠しを指摘しています。
 「日本空港ビルデング」は、これらの金銭を巡るやり取りなどについて内部調査を進めていて、結果がまとまり次第公表する見通しです。

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