包丁を両手に持ち…殺人未遂容疑で男逮捕 警視庁
社会|
05/07 16:07
東京・大田区の道路清掃会社の事業所で50代の従業員の男性を包丁で切り付け殺害しようとしたとして51歳の男が逮捕されました。
杉野広延容疑者は3月、大田区昭和島の道路清掃会社の事業所で勤務中の50代の男性の顔面などを包丁で切り付け、殺害しようとした疑いが持たれています。
警視庁によりますと、杉野容疑者は2本の包丁を両手で持ち、男性の背後から近付いて突然、切り付けたということです。
男性は耳を切るなど全治2週間のけがをしました。
杉野容疑者は10年ほど前にこの会社に勤務していて、男性とは当時、同僚だったということです。
取り調べに対し、杉野容疑者は「殺意はありませんでした」と容疑を否認しています。
杉野容疑者は同じ日に東京・世田谷区や大田区の住宅を放火しようとしたとしてすでに逮捕されていて、警視庁は一連の事件の動機などを詳しく調べています。