禁止された場所で風俗店を営業したとして富山大学の准教授の男らが逮捕された事件で、店は月に1000万円程度売り上げていたことが分かりました。
　この事件では富山大学の准教授・滝谷弘容疑者（49）のほか、「富山メンズエステKOMOREBI」の代表・宮崎稔之容疑者（39）と、19歳の店員の女が逮捕されていて、警察は新たに自称・会社員の河野竜三容疑者（38）を逮捕しました。
　これで逮捕者は4人となりました。
　警察によりますと、滝谷容疑者ら4人は10日、富山市内の集合住宅でメンズエステ店を営業し、男性客に性的サービスを行った疑いが持たれています。
　店の売り上げは毎月1000万円ほどで、これまでの売上総額は数億円に上るということです。
　取り調べに対し、滝谷容疑者と宮崎容疑者と19歳の女は容疑を認めていて、河野容疑者は容疑を否認しています。
　警察は、容疑者に店の代表の他、大学の准教授や自称・会社員もいることなどから、SNSで集まった匿名・流動型グループ「トクリュウ」の可能性もあるとみて、4人の関係性やそれぞれの役割分担、売上金の流れなどを詳しく調べています。