手術で神経切断し下半身マヒの後遺症 医師らに約8900万円賠償命令 神戸地裁姫路支部
社会|
05/15 09:51
兵庫県赤穂市の女性は2020年1月、赤穂市民病院で腰椎(ようつい)の手術を受けた際、執刀した松井宏樹医師(47)に誤って神経を切断され、下半身がまひする重い後遺症を負ったとして、およそ1億3000万円の賠償を求めて訴えを起こしていました。
神戸地裁
姫路支部
「こまめに血を止めないまま骨の切除を進めていて、その技術は危険を感じさせるもので、注意義務違反の程度は著しい」
神戸地裁姫路支部は、松井医師と赤穂市に合わせておよそ8900万円の賠償を命じました。
松井医師は業務上過失傷害の罪で在宅起訴されていて、今後、刑事裁判でも審理される予定です。
(「グッド!モーニング」2025年5月15日放送分より)