水ぼうそう異例の流行 大人も警戒
社会|
05/18 09:39
「水ぼうそう」が流行し、埼玉県では注意報が出ています。
いとう王子神谷内科外科クリニック
伊藤博道院長
「水ぼうそうの検査をさせてもらっていいですか」
都内のクリニックを訪ねた13歳の中学生。発疹が体中に現れたので受診し、検査を受けました。
伊藤院長
「水ぼうそうのウイルスが抗原検査で陽性でした」
水痘(すいとう)、いわゆる水ぼうそうの患者が今、増えているというのです。
伊藤院長
「水ぼうそうはかなり増えていると思いますね。4月末ですと1週間あたり4人から6人ぐらいだったんですけど、ゴールデンウィーク明けは2倍ぐらいにはなっていると思います」
埼玉県では、水ぼうそうの流行注意報を初めて発令する事態になりました。
伊藤院長
「水痘(水ぼうそう)ワクチンが出てきて、2014年に定期接種化されました。1歳の時に1回目を打って、約半年後に2回目を打つ。年数が経つと徐々にワクチンによる抗体価が落ちてきますので、小学生や中学生になってきた時、一部の人は水痘(水ぼうそう)に感染することも」
一度発症したことのある成人でも、このウイルスによって帯状疱疹(ほうしん)として症状が現れることもあるため、子どもだけではなく大人も手洗いやうがいなどの感染対策が必要です。
(「グッド!モーニング」2025年5月18日放送分より)