「百日せき」「リンゴ病」ともに患者数高止まり「リンゴ病」は9道県で警報レベル
社会|
05/20 11:14

「百日せき」の全国の患者数が1週間で1792人となり、2週ぶりに増加しました。「リンゴ病」の患者数は2週連続で減少しましたが、高止まりとなっています。
JIHS=国立健康危機管理研究機構によりますと、5月11日までの1週間で報告された「百日せき」の患者数は全国で1792人で、2週間ぶりに増加しました。
都道府県別で最も多いのが福岡県の110人で、次いで兵庫県の109人、東京都の92人となっています。
また、全国の医療機関から報告された「伝染性紅斑」、いわゆる「リンゴ病」の患者数は1医療機関あたり1.14人となり、2週連続で減少したものの、過去10年の同じ時期と比べて最も多く、高止まりとなりました。
都道府県別で最も多いのが栃木県の4.19人で、次いで宮城県と山形県の3.23人となり、9道県で警報の基準となる2人を超えています。
厚労省は手洗いやマスクの着用などの感染対策を取るように呼び掛けています。