京大院生を逮捕 TOEIC試験“不正請負”か 組織的カンニング?
社会|
05/22 11:54
英語能力テスト・TOEICの試験会場に他人名義の学生証で侵入したとして、京都大学の大学院生で中国籍の男が現行犯逮捕された。この男はマスクの内側に小型マイクを隠していて、警視庁は組織的なカンニングとみて調べている。
■中国のSNSには不正を請け負うような投稿
「指示は中国語で受け、偽造の学生証は別の中国人から受け取った」
そう供述したのは、会場内にいる別の受験者に解答を伝える目的で、TOEICの試験会場に侵入したとみられる王立坤容疑者(27)。去年6月と今年3月にも、他人名義で受験していたことが明らかになった。
TOEICを受けたことがある大学生
「不正は良くないと思いますし、受ける人たちもちゃんと海外に行って留学して勉強したいとか、そういう目標を持ってちゃんと勉強していると思うので」
TOEICを受ける予定の大学生
「不正で気づかれずにいいところに就職したり、そういう仕事に就けるって考えたら腹立たしいですけど」
一方、中国のSNSには、TOEIC試験の不正を請け負うような投稿があった。
「日本の会場限定。TOEIC引き受け可能です」
「900点以上が必要」
「あなたが希望する点数にします」
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2025年5月22日放送分より)