斎藤・兵庫県知事、給与「50%カット」提案へ 辞職は否定
社会|
06/03 18:01
兵庫県の斎藤知事は情報漏洩(ろうえい)問題を受け、自らの給与を削減する条例改正案を県議会定例会に提出する方針です。
斎藤知事は疑惑告発文書を作成した元県民局長の私的情報が漏洩した問題で、県の第三者委員会が前総務部長の関与を認定したことで、すでに自らの給与を削減する方針を示しています。
これに伴う条例改正案を今回の定例会に提出する予定で、初当選した際に公約とした給与のカット幅「30%」から上乗せし、来月分から3カ月間「50%カット」とする考えです。
また、情報漏洩問題を受け、共産党県議団は辞職を求める申し入れ書を県側に提出していますが、斎藤知事は定例会に先立って記者団に対して「県政を前に進めていくことが責任の果たし方だ」などと述べ、辞職を否定しました。