神社でエスカレートする犯行…“自転車の男”が盗んだ物は?
社会|
06/04 18:23
エスカレートする犯行と“自転車の男”が防犯カメラに…。神社から盗まれたのは…。
■“自転車の男”盗んだ物は?
神社にやってきた1人の男。深夜2時の境内で手袋をはめ、辺りをうかがいます。そして、数秒後。明かりが消え、画面に再び現れた男は、箱を開けると何かを取り出しました。
続けて隣の箱に移動。また箱の中身を取り出すと、自転車で去っていきました。
男が盗んだのはさい銭です。
榊森白山社
副総代
前田龍生さん
「やられたときは悔しい思いがあった。結構前からやられていて」
被害は2月ごろからこれまで5回。手口は回を追うごとにエスカレートしたといいます。
「ペンチか何かで曲げて壊すような感じで。被害に遭ってからは大きい鍵を付けていた」
さい銭箱の鍵を頑丈なものに取り換えましたが、壊されてしまいました。さらに防犯カメラを5台も設置。
しかし、さい銭箱が映らないようカメラの向きが変えられる瞬間も。
先週、事態が動きました。
ひしゃくでカメラの向きを変え、さい銭箱へ。近くに待機していた関係者が犯行を確認し、警察に通報。逮捕されたのは40代の男でした。
「ほっとしたというか、安堵(あんど)感はある。犯行したものを、きっちり警察に捕まえてもらい、反省してもらうのが一番」
警察が男の余罪などを調べています。