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「人生狂った」住宅メーカー破産に怒り 約2000万円支払うも…更地のまま

社会

06/22 10:45


 マイホームの夢が突然絶たれ、怒りの声が上がっています。 新築を契約していた20代男性 「こちらが土地になりますね、一軒家が建つ予定でした。全然建たず、こんな状況になっている」
 新潟県長岡市に念願のマイホームを建てる予定だった男性。本来であれば、先月末に完成しているはずでしたが、工事は地盤調査でストップし、更地のままになっています。
 男性が契約したのは、新潟市の住宅メーカー「ニコハウス」。注文住宅の新築工事を手がけていましたが、経営が悪化、2022年には債務超過に陥り、先月、自己破産を申請しました。
 男性は、住宅ローンを組んで着手金など約2000万円をすでに支払っていますが、ニコハウスから連絡はなく報道で破産を知りました。11月からは月9万円のローンの支払いが始まります。 新築を契約していた20代男性 「とりあえず実家に入りお世話になる形。夢と計画が全部台無しになったというか、人生を狂わされたなという思い。(社長に)裏切られたとしかいいようがない」
 今月2日、ニコハウスは初めて工事が未完了となっている契約者を対象に説明会を開きました。しかし、破産後初めて姿を見せた社長は、謝罪するのみだったといいます。 社長(参加者による) 「本当に大きく裏切ってしまったと思います。今のところは謝ることしかできない」
 契約者たちからは、怒りの声が相次ぎました。 外構などが未着工 「お金が集まって返ってくるのかどうか、そこだけですね」 1040万円支払い済み 「質疑応答も個人の話になると『答えられません』だったので、もっと詳細にやってほしかった」 900万円以上支払い済み 「妻が妊娠中で、(この件で)ストレスもあったのか切迫早産になってしまって悔しい。許せない」 (「グッド!モーニング」2025年6月22日放送分より)

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