5月の有効求人倍率は1.24倍で3カ月ぶりの低下「コスト増で求人控える声も」厚労省
社会|
06/27 09:31
5月の有効求人倍率は1.24倍で、3カ月ぶりに前の月から低下しました。厚生労働省は「人手不足が続いているが、人件費の高騰などにより求人を控えるような声も出ている」としています。
厚生労働省によりますと、仕事を求める人1人あたりの求人数を示す5月の有効求人倍率は1.24倍で、前の月と比べて0.02ポイント低下しました。
産業別に見ると、宿泊業や飲食サービス業、卸売業などで減少しています。
厚労省は「全体としては人手不足が続いているものの、原材料や人件費の高騰で求人を控えるような声も聞こえてきている。今後の動きを注視したい」としています。