6連覇を目指す藤井聡太七冠（22）に、永瀬拓矢九段（32）が挑む王位戦七番勝負。
　5日の第1局は、同じ局面を4回繰り返す「千日手」が61手で成立し、指し直しになりました。
　両者による千日手の成立は、名人戦の第4局と5局に続き、3局連続です。 日本将棋連盟
　香川愛生女流棋士 「千日手以外の選択もあるように感じられる局面だとしても、千日手を選ぶところに現代将棋を極めていらっしゃる2人ならではの世界としか理解がしようがない」
　タイトルをかけて藤井七冠に挑むのは、今回が6度目で最多となる永瀬九段。6日の対局も再度の千日手で、有利とされる先手に持ち込む可能性があると指摘します。 香川女流棋士 「千日手になることで（有利な）先手番が永瀬九段に返る形にもなりますし、そこで時間や藤井王位の体力を消耗させる目的がある可能性も否定はできない」 （「グッド！モーニング」2025年7月6日放送分より）