クマにかまれ80代男性けが 警察や猟友会が警戒を呼びかけ 栃木
社会|
07/06 10:54
栃木県那須塩原市で6日朝、80代の男性がクマにかまれてけがをしました。クマは現場から別荘地の方面に逃げたということです。
クマが現れたのは那須塩原市塩原の住宅で、午前5時半ごろ、「尻をクマにかまれた人がいる」と地元の猟友会から110番通報がありました。
警察によりますと、80代男性が自宅の庭で剪定(せんてい)作業をしていたところ、後ろからクマに尻をかまれたということです。
クマにかまれた男性
「こんな所は立っては歩けないでしょう。だから四つんばいになっているところを後ろ足で(お尻を)ガブリ」
男性は軽傷で、左の尻には縦横およそ3ミリの歯形のような痕が残っていました。
クマは体長がおよそ1メートルで、男性にかみついた後、別荘が並ぶ北の方向へ逃げたということです。
警察や猟友会はクマへの警戒を呼び掛けています。