圧倒的な終盤力で、6連覇に向けて白星発進です。
　藤井聡太七冠（22）に、永瀬拓矢九段（32）が挑戦する「王位戦七番勝負第一局」の2日目。
　1日目は同じ局面を4回繰り返す「千日手」が成立する波乱の出だしでしたが、6日の指し直し局も「角換わり」の戦型が選ばれました。
　先手の藤井七冠の「腰掛け銀」に、永瀬九段が「銀」をぶつける勝負手を披露。これに藤井七冠は銀の撤退を決断し、1日目に引き続き、2度目の「千日手」になるかと騒然とする場面もありました。
　しかし、千日手は回避され、攻め合いへと発展しました。
　一時、永瀬九段が優位になりますが、ピンチを切り抜けた藤井七冠は圧倒的な終盤力を見せ、89手で勝利しました。 （「グッド！モーニング」2025年7月7日放送分より）