「外免切替」厳格化 試験問題数5倍 観光ビザNG、「住民票の写し」必須に
社会|
07/11 10:42
外国人による交通犯罪が相次ぐなか、外国の運転免許証を日本の免許に切り替える「外免切替」について、警察庁は試験の問題数を増やすなど厳格化する方針を固めました。
■観光ビザNG
住民票必須に
ペルー国籍の男が高速道路を逆走して衝突事故、そのまま逃走しました。
住宅街の通学路では、中国籍の男が、児童4人を巻き込むひき逃げ事件を起こしました。
警察庁によりますと、外免切替の制度を使って日本の免許証を取得した外国人は、去年6万8000人余りに上り、過去最多となっています。
坂井学国家公安委員長
「ホテル等の滞在場所を住所として免許を取得している。交通ルールの知識を確認する問題が10問となっており簡単すぎる」
これまでは観光客なども、パスポートとホテルなど滞在先の証明書があれば、外免切替の申請を行うことができましたが、これからは「住民票の写し」の提示が求められます。
知識問題はこれまで、「〇×式」のイラスト問題が10問で、審査基準は70%以上でしたが、これからはイラスト問題を廃止し、50問に増加。審査基準は90%以上に引き上げます。
(「グッド!モーニング」2025年7月11日放送分より)