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四国で線状降水帯の恐れ 警報級大雨 河川“氾濫危険”に

社会

07/17 17:45


 四国で線状降水帯発生の恐れも。各地で道路が冠水、車が立ち往生する事態になっています。 ■警報級大雨
 河川“氾濫危険”に
 各地で道路が冠水し、川は普段とはまるで違う姿に。まるで台風のような光景が広がった徳島市内。
 気象庁は徳島県と高知県に線状降水帯の予測情報を発表。夜遅くにかけて警戒が必要です。
 列島に流れ込んでいるのは南からの暖かく湿った空気。この空気が各地に警報級の大雨をもたらしています。
 愛知県弥富市では突然の土砂降り。 住民 「30センチくらい水が入ってて、車が運転できるか確認をしてたけど、駐車場から外に出すことができない」
 市内には洪水警報が発表されました。
 木曽川沿いでは交通規制が敷かれ、パトカーや車が水しぶきを上げて走ります。
 木曽川水系の犀川も急激に水位は7時間で1メートル上昇。氾濫の危険水位に達しました。
 木曽川沿いの道路には水があふれ、車は大きな水しぶきを上げて走ります。 ■住宅街一帯が冠水
 愛知県津島市周辺では1時間に51.5ミリの今年1番の雨となりました。玄関を出ると目の前は、もう水の中です。雨水は家の中にも流れ込みました。 撮影者 「1階のところが完全につかってて、10から15分前くらいに電気が止まった。停電していて。(水が)入ってくることは何回かあったけど、ここまで入ったのは結構、久しぶり。足はもうつかっちゃう感じで、2階に避難して収まるのを待つしかない」
 土砂災害警戒情報が出された三重県桑名市内では1時間雨量が72ミリ。今年1番の雨が観測されました。 住民 「川みたいに流れて来てるから、びっくりして見たら植木鉢がひっくり返っていて、全部あそこに移動させた」 ■冠水道路で車が“立ち往生”
 冠水した道路では車が立ち往生。この大雨で県内の河川も相次いで増水。
 普段の大内川の水位。穏やかな流れが一変、茶色い水が河川敷をのみ込みます。
 17日午前8時からの4時間余りで約1.5メートル水位が上がり、氾濫危険水位を超える事態となりました。
 
 東海道新幹線は土壌雨量が規制値に達したため、一部区間で運転の見合わせが続きました。 ■バス停浸水
 和歌山“今年一の雨”
 関西でも雨は猛威を振るいます。
 朝の和歌山県では1時間で59.5ミリ。今年いちばんの激しい雨を観測しました。
 このあと、夜にかけて西日本の太平洋側で大雨が降る恐れがあり、十分な警戒が必要です。

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