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学力テスト 男女に理数の差なし 興味関心は女子低く“男子得意”思い込みも影響か

社会

07/31 17:00


 全国の小中学生を対象とした学力調査で、国が初めて男女別の正答率を分析したところ「算数・数学、理科」では大きな差がなかったことが分かりました。
 文部科学省は、4月に全国の小中学生を対象に実施した国語、算数・数学、理科の3教科の学力調査に関して正答率などを分析し、31日に結果を明らかにしました。
 今回、初めて発表された男女別の平均正答率では、国語で女子が男子より5ポイント以上と大きく上回りました。
 一方、算数・数学と理科では、小中学校ともに男女で大きな差はありませんでした。
 ただ、教科ごとの興味、関心を問うアンケートで、算数・数学と理科を「好き」「得意」と回答した割合は、女子の方が低かったということです。
 文部科学省は、正答率に差はないものの意識の面で違いがあったことについて、「理系の科目は男子の方が得意という無意識の思い込みなどの影響も考えられる」としたうえで、「今回の調査結果を次の学習指導要領を検討する際に生かしたい」と述べました。

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