最低賃金“過去最大”上げ幅63円前後で調整 44年ぶり7回目の議論へ
社会|
08/02 01:22

最低賃金の引き上げの目安を決める議論は6回目でも意見がまとまらずに結論は持ち越されました。過去最大となる63円前後の引き上げで調整が進んでいます。
1日午前11時から労使などで行われた最低賃金の引上げの目安を決める議論は、およそ12時間続きましたが決着はつかずに打ち切られました。
6回の議論で結論が出ず、7回目に持ち越されるのは44年ぶりです。
関係者によりますと、現在の全国平均1055円から63円前後の引き上げで調整が進んでいます。
実現すれば過去最大の引き上げ幅となり、すべての都道府県で最低賃金が1000円を超えることになります。
7回目の議論は4日午前10時から始まります。