収支報告書不記載議員ら26人を公表 都議会自民党 政治資金パーティーめぐり
社会|
01/23 19:45
「都議会自民党」が開いた政治資金パーティーを巡り、収入の一部が収支報告書に記載されていなかった問題で、不記載に関わっていたのは自民党の都議ら26人だったことが明らかになりました。
都議会自民党は23日に会見を開き、この不記載に関わった都議は元職も含めて26人で、不記載額は1人あたり10万円から332万円だったと明らかにしました。
最も多かったのは島部選出の三宅正彦都議で、その他に不記載額が100万円以上だった都議らは12人でした。
26人の不記載額は合わせておよそ2800万円だったということです。
都議会で議長を務める宇田川聡史氏は計138万円の不記載があったとして、議長を辞任する考えを表明しました。
都議会議長
宇田川聡史氏
「本来であれば会派内の議員に対して指導、監督をする立場であるにもかかわらず、自らのことが全うできなかったことに対しては反省している」
また、都議会自民党は6月22日投開票の都議選に不記載が発覚した会派の幹事長経験者6人の公認を見送る方針を示しました。
都議会自民党を巡っては、会計担当職員の男性が政治資金パーティーの収入などおよそ3500万円と寄附金などおよそ2800万円の支出を記載せず、収支報告書に嘘の記載をしたとして、17日に東京地検特捜部に略式起訴されています。