72歳米国人スキーヤーがエリア外を滑り遭難 崖から転落寸前で救助 北海道
社会|
01/25 09:24
ヘリコプターから雪山へと降りる北海道警察の救助隊員。整地されていない雪をかき分けて進んだ先にいたのは、崖の途中で動けなくなっていたスキーヤーです。
崖の下に転落するギリギリの所で何とか踏みとどまっていたことが分かります。
15日に北海道富良野市のスキー場で、72歳のアメリカ人男性が管理されたエリア外の「バックカントリー」でスキーをしていて遭難しました。
午後6時半ごろ、男性が戻ってこないと知人が通報。男性が救助されたのは遭難した翌朝で、ヘリコプターで引き上げられけがはなかったということです。
警察官
「ひとたび風が強くなり雪が降れば全く視界がなくなってしまう。自分では右側のコースの方に行っているつもりでも、いつの間にか左側の急斜面に入っていってしまって、そのまま滑り降りて、登り返すことができなくなって遭難する事例が発生」
富良野スキー場のバックカントリーでの遭難は昨シーズン3人でしたが、今シーズンはすでに13人となっていて、警察が注意を呼び掛けています。
(「グッド!モーニング」2025年1月25日放送分より)