【速報】五輪談合事件で電通に罰金3億円 元幹部に執行猶予付き有罪判決 東京地裁
社会|
01/30 13:45
東京オリンピック・パラリンピックを巡る談合事件の裁判で、東京地裁は広告大手「電通グループ」に対して罰金3億円、元幹部に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
電通グループと元幹部の逸見晃治被告(57)は東京オリンピック・パラリンピックのテスト大会や本大会の運営業務を巡り、不正な受注調整をした罪に問われています。
東京地裁は30日午後、「電通グループ」に対して罰金3億円、逸見被告に懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
これまでの裁判で検察側は電通グループに対して罰金3億円、逸見被告に対して懲役2年を求刑していました。
一方、弁護側は「組織委の都合に基づく談合の指示がなされ、オリンピック成功のために要請に応じたのであり、主導したのは組織委」などと主張していました。
一連の事件で有罪判決が言い渡されるのは、これで3社目です。