広末涼子容疑者 “ブレーキ痕なし”現場で何が?
社会|
04/11 17:31
事故現場には「ブレーキ痕」がなかったことが新たに分かりました。専門家は「通常は考えられない」と指摘しています。
看護師に暴行した疑いで逮捕された広末涼子容疑者(44)。直前に起こした事故について新たに分かったことがあります。
捜査関係者によりますと、道路上にブレーキ痕はなかったということです。
広末容疑者の運転していた車はスピードを緩めずにトレーラーに突っ込んだのでしょうか。フロント部分が大破しています。
交通事故鑑定人
中島博史氏
「50から60キロの速度差がある状態でぶつかったように見える」
「ブレーキ痕がなかったという新事実」と「事故直後の映像」。この2つから交通事故の専門家が広末容疑者がどのような状態で運転していたかを読み解きます。
静岡県内の病院で看護師に暴行した疑いで逮捕された広末容疑者。事件のきっかけにもなった新東名高速の事故。当時の状況や映像から広末容疑者の状態が読み解けるといいます。
交通事故鑑定人
中島博史氏
「50から60キロの速度差がある状態でぶつかったように見える。何もせずにぶつかるというのは、通常は考えられない」
交通事故鑑定人の中島さんは、トレーラーが法定速度の80キロで走っていたとすると、広末容疑者の車は130キロ以上のスピードが出ていたと分析しています。
さらに、広末容疑者が運転していた車のブレーキ痕がなかったことについては…。
交通事故鑑定人
中島博史氏
「高速道路で、ほぼ直線の見通しの良いところですから、前方のトレーラーは100から200メートル先から認識できるはず。普通であれば、その状態から追い越しの準備をしていくと思う。それが、直前になっても減速の様子がなくて、車線変更した様子もないとなると、(トレーラーに)近付いていった時に何らかの理由で意識を失っていたか、運転操作ができない状況になっていたんだと思う」
新東名高速で広末容疑者の体調に異変が起きていたのでしょうか。
警察は事件に至るまでのいきさつを詳しく調べています。