狙われたのは…80代夫 “妻のメモ”サポート詐欺防ぐ
社会|
04/11 18:23
連日発生する高齢者狙いの“サポート詐欺”。だまされたかけた夫を助けたのは“妻のメモ”でした。
札幌市に住む80代男性がパソコンでインターネット配信の映画を見ていたら…。
札幌市
80代男性
「右の方に確かバツ印があったんでバッテンを押したところ、急に警告がピ!ピ!ピ!と鳴り、どうしよう、どうしようと思ってるうちに、これじゃ消えないから素人ながら、よく分かんないけど、とりあえず電源を切りました」
5分後に再び電源をつけたところ、「0101」から始まる番号に連絡をするように表示がされました。そこに電話を掛けると…。
札幌市
80代男性
「出た相手は日本人じゃなくて外国の人です。日本語で『どうされましたか?』という質問がありまして」
電話口の外国人は…。
サポートセンターをかたる番号
「銀行口座は持っていますか?どのくらいお金が入っていますか?」
今、増えている“サポート詐欺”でした。だまされそうになった男性を救ったのは、隣で話を聞いていた男性の妻。電話している男性に妻は「おかしい」と書いたメモを差し出したのです。
札幌市
80代男性
「妻が(警告)音でびっくりして、私の話聞いてて、メモで詐欺じゃないかって」
妻のメモを見て電話を切った男性。妻の機転が詐欺を防ぎました。