蔵に“見たことない動物”“モフモフ”が…なぜここに?
社会|
05/19 18:15
古い蔵の中で女性は“見たことのない生き物”を撮影しました。
撮影した女性
「あんた何さんですか?あんたは何者ですか?」
棚に置かれた古いおけの上。こちらを見つめる生き物がいます。
撮影した女性
「あんた何者?上に上がったで」
女性の家族
「上がったら逃げる場所があるんかも」
リスのようにも見えますが、この生き物の正体は…。
滋賀県大津市。家族で古い蔵の掃除を始めた時のことでした。
女性の家族
「音ですね、カサカサッていったから妹がパッと見たら、目がこっちを見ていると。「タヌキかな?」「テンかな?」とか色々、言うとったんですけど」
専門家によりますと、この生き物は「ムササビ」で主に木にできた穴を巣にしますが、人里近くでは住宅の屋根裏などを使うこともあるといいます。体が大きいため、巣穴にはある程度の大きさも必要です。
餌(え)付けなどをしていませんでしたが、発見から2日後、気になっておけの中をのぞいたところ、なんと2匹の子どもがいました。
その後、親ムササビが2匹の子どもを抱いて温める様子も…。
女性の家族
「大津市の中でも豪雪地帯なんです。その状況の山で巣作りするのも大変やって、たまたまいいとこ見つけたので入って来たんかなと。このまま見守ろうという感じです」