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新名神高速で逆走 ペルー国籍34歳男逮捕…10km逃走か 「不都合あった可能性」専門家

社会

05/20 11:11


 新名神高速道路で18日に発生した10キロに及ぶ逆走事故。青い車はそのまま走り去っていましたが、当て逃げの疑いでペルー人の男が逮捕されました。 ■「青い車」10km逆走か
 ドライバー恐怖
 左の前輪の周りに入った大きなキズ。青い車体にこすった跡のような白いキズがいくつも入っています。
 新名神高速道路で逆走し、行方が分からなくなっていた運転手の男が19日夜に逮捕されました。
 ペルー国籍のロッシ・クルーズ・ジョン・エリアス容疑者(34)です。
 新たな映像を分析すると、エリアス容疑者がおよそ10キロにわたって危険な逆走をしていたとみられることが分かってきました。
 鈴鹿トンネル付近で逆走してきた車を避けようとして、車6台が絡み4人がけがをした事故。逃げた逆走車は100メートルほど離れた地点で、別の車のドライブレコーダーにも映っていました。 「(同乗者が)『逆走』って大きめに叫んで気付いてハンドル切った。こっちが80キロぐらいで、向こうがそれ以上」
 さらに、500メートルほど離れた場所では、もはや車線すら無視していました。
 少し離れたトンネル内でも、青い車は捉えられていました。
 前の車がブレーキを踏み車線を変更。その直後、ヘッドライトをつけた逆走車が現れ、ドライバーはとっさにハンドルを切って、かわします。
 最後にエリアス容疑者の車が確認されたのは、鈴鹿パーキングエリアに入る所でした。事故現場との距離はおよそ10キロ。少なくとも、10キロにもわたって逆走を続けていたとみられます。 ■「不都合があった可能性」専門家
 その後、行方が分からなくなったエリアス容疑者は19日になって逮捕されました。
 逆走の動機はまだ明らかになっていませんが、専門家の交通事故鑑定人・中島博史氏はこう分析します。 「トンネルを過ぎた辺りから通報が多かったらしいので、トンネル内でUターンをした意図的な逆走だと考えている。何か不都合がある可能性はある。飲酒・薬物の可能性は考えた方が良い」 (「グッド!モーニング」2025年5月20日放送分より)

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