いくら食べてもノンストレス♪旬のフルーツと有機食材を使ったカラダに優しい“米粉スイーツ”専門店『菓子工房KEiKi.』（みやこ町）

2023.10.04

福岡県京都郡みやこ町の住宅街にある小さなお店『菓子工房KEiKi.(ケイキ)』は、パティシエ歴19年の迫田幸樹さんが一人で切り盛りする“米粉スイーツ専門”のケーキ屋さんです。
小麦アレルギーがある妻のため、約4年前に小麦粉を使わないグルテンフリーの米粉スイーツを作り始めました。これがきっかけで「より体に優しいスイーツを作ろう」と決心。今では白砂糖不使用、チョコレートなどを有機素材に変えるなど、材料により気を使うようになったそうです。

「焼菓子と生菓子で米粉を使い分けています」という迫田さん。
スポンジケーキやシフォンケーキなど“生菓子”を作る時は、粒子が細かい粉を使ってふんわりと。クッキーなどの“焼菓子”には少し粗目の粉とてんさい糖を使って、ザクッとした食感に。ただ、米粉はほかの材料との配分が小麦粉よりも難しく、試行錯誤してようやく納得のいくスイーツに仕上がったそうです。

おすすめは「シュークリーム」（250円）。米粉特有のモチッとした食感でありながら、まわりがサクッとしたクッキーシューは、食感の違いがおもしろい。カスタードクリームと生クリームを混ぜ合わせたとろっとろのクリームがぎっしりつまっているのに、あっさりしているから食べやすいと、リピーターも多いのだそう。

地元みやこ町の『松木果樹園』をはじめ、地元産の果物をたっぷり使っています。
イチジクやシャインマスカットなど、その日仕入れた果物を使うのでどんなケーキがショーケースに並ぶのかは、来店してからのお楽しみ♪
「ショートケーキ」（380円）、「フルーツタルト」（420円）

迫田さんは某有名ホテルでパティシエの経験を積んだ後、『松木果樹園』に併設するレストラン『フルーツ工房えふ』や同町『石窯pizzaカパリリ』でスイーツを極めてきました。そして、2023年6月に念願だった自分のお店をオープンさせたのです。実は迫田さんは「飴細工コンテスト」で入賞経験ありという実力者！味はさることながら、見た目の華麗さにもこだわっています。

大切な人にぜひプレゼントしたい「オーダーケーキ」（12cm 3000円～）は、迫田さん渾身のワンホール。依頼があればステキな飴細工を施してくれるそうですよ♪　※事前予約