026年2月、福岡・愛宕神社のふもとにオープンした『茶房びんずけ屋』。
この場所は、かつて長く愛されてきた老舗店をリニューアルして生まれ変わったお店です。
文化元年(西暦1804年)から続く“愛宕餅”という伝統を受け継ぎながら、そこに台湾茶という新しいエッセンスを掛け合わせた、ちょっと特別な空間。
歴史と文化、そして異国情緒がふわっと混ざり合うような、ここにしかない魅力があります。
■懐かしさと新しさが同居する、心地よい空間
店内は、元々の建物の良さをしっかり残しながらリニューアルされていて、どこか懐かしいのに、きちんと今っぽい。
高台にあることもあって、カウンター席からの景色はとても開放的。
ソファ席やテーブル席もあり、ひとりでゆっくり過ごすのも、誰かとおしゃべりするのにもぴったりです。
時間がゆっくり流れているような感覚で、つい長居してしまいそうになる空気感でした。
■焼きたてでいただく、愛宕餅のやさしい美味しさ
今回頼んだのは「愛宕餅」(300円税込)と「季節の愛宕餅」(300円税込)。
注文してから焼いてくれるので、外はパリッと香ばしく、中はもっちもち。
この食感のコントラストがたまらなくて、ひと口でぐっと心を掴まれます。
中の粒あんは、甘すぎず上品でやさしい味わい。
気づいたらもう一つ…と、何個でも食べられてしまいそうな軽やかさです。
季節の愛宕餅は月替わりで、この日は台湾茶の茶葉を使ったもの。
ほんのり香るお茶の風味が新鮮で、いつ訪れても違う楽しみがあるのも魅力です。
■台湾で出会った、本格的な一杯を福岡で
この店のもうひとつの主役が、台湾茶。
オーナー自身が台湾でその魅力に惹かれ、現地で実際に飲みながら選び抜いたお茶だけを提供しているそうです。
今回は「文山包種茶(ぶんさんほうしゅちゃ)(レギュラー)」(1,200円税込)を味わいました。
花のようにふわっと広がる香りと、軽やかで繊細な味わい。
口に含んだ瞬間に広がる上品さが、お餅のやさしい甘さと驚くほどよく合います。
全席に炭火と急須が用意されているのも特徴的で、常にベストな温度で楽しめるのが嬉しいポイント。
最初の一煎は店員さんが丁寧に淹れてくれて、そのあとは自分のペースでゆっくりと。
最大で10煎も楽しめるので、時間をかけて味の変化を感じるのもまた贅沢な時間です。
飲みきれなかった分は持ち帰れるのも嬉しいポイント。
■体にも心にもやさしい、ゆるやかなひととき
台湾茶の種類ごとにその効能や特徴を丁寧に説明してもらえるので、知りながら味わえるのも楽しいポイントです。
実際に過ごしてみて感じたのは、「ただ美味しい」だけじゃない時間。
景色を眺めながら、お茶をゆっくり淹れて、ひと口ずつ味わう。
それだけで、自然と呼吸が深くなって、気持ちまで整っていくような感覚でした。
■参拝の際に立ち寄りたい、とっておきの場所
愛宕神社への参拝の際や、ちょっと疲れた日のリセットに。
静かな景色と、懐かしいお餅、そして身体にも心にもやさしい台湾茶。
『茶房びんずけ屋』は、そんな穏やかな時間を過ごしたいときにぴったりのお店です。
観光として訪れるのはもちろん、日常の中でふっと立ち寄りたくなる場所。
一度行けば、きっとまた来たくなるはずです。
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◼️『茶房びんずけ屋』
住所:福岡県福岡市西区愛宕2-6-37
営業時間:10:00~17:00(LO16:00)
定休日:なし
駐車場:あり
SNS:Instagram:@binzukeya
https://www.instagram.com/binzukeya/
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※情報は2026年4月7日時点のものです。最新情報は公式HP、Instagram等でご確認ください。
■ 茶房びんずけ屋
住所:福岡県福岡市西区愛宕2-6-37
Instagram:@binzukeya
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