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博多駅筑紫口の客引きグループが解散宣言

福岡

07/30 19:02

2018年ごろから問題となっていた博多駅筑紫口の強引な客引き問題について、30日、客引きグループの解散式が行われました。

30日午後1時から博多警察署で行われた解散式では、元客引きグループの男性が「我々は、今後、客引き行為をしないことと、今回を機に各々が抱える客引きグループを解散させる事をここに誓います」と宣言しました。

式には、博多駅筑紫口で客引きを行っていた居酒屋経営者など9人が参加しました。

筑紫口における客引きは2018年ごろから問題となり執拗な勧誘だけでなくそのマナーに関しても治安を悪化させると問題になっていました。

この状況に警察や自治協議会などがパトロール等の対策を行いますが、改善には至りませんでした。

状況が変わったのは去年の9月。警察が取り締まりを強化し今年1月までに6件8人を検挙、取り調べの中で捜査員が時間をかけて彼らに対して向き合うことでこの問題に関する110番通報も激減したということです。

式に参加した堅粕校区自治協議会岩瀬博幸会長は「客引き行為をする人たちがたくさんいたんですけど去年博多警察署の署員の方が取り締まりをしてくださり客引きの人たちを一掃することができました。」と話しました。

また、客引きをしていた男性は「警察の方から伝えられた内容を聞いて本当にダメなことをしたんだなと思った。」と話しました。

警察によりますと居酒屋経営者らが「今後、客引き行為はしない」と表明したことで今回の解散式となったということです。

警察は、今回の解散で筑紫口における客引き問題は、ほぼ解消したとしています。