イランも“報復”ミサイル発射 イスラエルと攻撃の応酬続く
国際|
06/15 12:25
イランがイスラエルへの報復として、ミサイルを相次いで発射するなど双方の攻撃の応酬が続いています。エルサレムから報告です。
(醍醐穣記者報告)
イランから飛来したミサイルは、後ろの上空を通ってテルアビブの方面へと向かっていきました。迎撃の度に「ドン」と響く音がこだましていました。
イランは、昨夜と未明にかけて2回、ミサイル攻撃を行いました。
イスラエルメディアによりますと、最初の攻撃は、北部ハイファに向けて行われ、3人が死亡しました。
また、次のテルアビブへの攻撃では、3人が死亡、100人以上けがをしていて、現在35人の行方が分からず救助活動が続いています。
一方、私はきのう、砂漠の中に作られた臨時の飛行場に多数の輸送機が集結しているほか、民間の飛行場に軍事ドローンが多数配備されていたりと攻撃継続に備える様子を目にしました。
イスラエル軍は、先ほどイランの核兵器計画に関するテヘランの目標への攻撃は完了したと発表しましたが、今後攻撃が縮小するかは不透明です。