2万給付は「思い付きの対応」と批判 立憲・野田氏「選挙前に人参ぶらさげている」
政治|
06/14 16:10

石破総理がすべての国民に一律2万円の給付を表明したことについて、立憲民主党の野田代表は「財源の検討を練った感じもなく、思い付きの対応だ」と批判しました。
立憲民主党
野田代表
「よく練った跡が感じられない、いわゆる選挙前にニンジンぶら下げて詰めはこれからよという、ある種やってはいけない動きじゃないのかと」
また、現金給付について石破総理は、11日の党首討論で「検討している事実はない」と答弁していたことについて「誠実さに欠ける」とも批判しました。
そのうえで、立憲はすでに給付付き税額控除の導入を目標に時限的な食料品の消費税0%、その前の食卓応援給付金というパッケージで示していることが自民党との「決定的な差」だと訴えました。
国会は週明け、事実上の会期末を迎えます。
内閣不信任案の提出は見送られる見通しですが、ガソリン暫定税率の廃止や選択的夫婦別姓、政治改革など残る課題についてどのような決着を図るのかが焦点です。