広島 80回目の「原爆の日」 核廃絶強く訴える1日に
社会|
08/06 05:50
広島は80回目の原爆の日を迎えました。式典が行われる広島市の平和公園から報告です。
(吉岡麗アナウンサー報告)
式典まで約2時間となりました。平和公園には夜明け前から被爆者らが訪れ、今も慰霊碑の前には列ができていて、多くの人が手を合わせています。
母親が被爆した人
「被爆80年になりますし、色んな争いがあるので、恒久平和を祈って二度とないように」
1歳で被爆した人
「原爆をきっかけにして何をしないといけないかを皆さんが考えていただいて、核兵器がなくなるということが第一」
6日午前8時からの式典には過去最多となる120の国と地域の代表が参列する予定です。
広島市の松井市長は平和宣言のなかで、対話を通じた信頼関係に基づく安全保障体制の構築を世界へ訴えます。
全国の被爆者は平均年齢が86歳を超え、今年初めて10万人を下回りました。
被爆80年を迎え、被爆地広島から改めて核廃絶を強く訴える1日となります。