町で生産されている“黄金の食材”を使った絶品丼とは!?~ふるさとWish岡垣町~

かつ丼に見えるこの丼ぶりは「黄金千貫のイモがカツ丼」

海と山に囲まれた福岡県遠賀郡岡垣町。“黄金の食材”があると聞き、とある畑にやってきた石井裕二リポーター。早速くわを使って掘ってみると・・・土の中から大きなイモのようなものが!「サツマイモの一種で”コガネセンガン”。“コガネ”は”黄金”と書くんですよ」と話すのは、「岡垣町認定・志向農業者連絡会」の麻生耕造さんです。“黄金”の食材の正体は、このイモだったんですね!

町民一体で栽培

町民一体となって黄金千貫を栽培

薄い黄色の皮が特徴の「黄金千貫(こがねせんがん)」。デンプン質が多く焼酎造りに適していると言われる品種で、宮崎県や鹿児島県など九州を中心に生産されています。岡垣町でも、この黄金千貫と良質な地下水を使用し、特産品である「本格焼酎 岡垣」を作っています。地域に愛される特産品づくりを作ろうと18年前に始まった黄金千貫の栽培。農家を中心に、幅広い世代の町民ボランティアが集まって苗植えや収穫を行っているそう。収穫には子どもたちも集まるそうで「楽しんで農業に触れて、農業の活性化を目指せれば」と麻生さんは話します。

焼酎用のイモを、丼のメイン食材へ

岡垣町で収穫された黄金千貫

町民一体となり育てている黄金千貫。焼酎だけに使うのはもったいない・・・と今回は黄金千貫を使った岡垣町の“ふるさと丼”作りに挑戦!協力してくれるのは「海辺の料理旅館 はつしろ」です。まずは黄金千貫を1センチほどの厚みがある輪切りにしてあく抜きをします。白だしや薄口しょうゆ、砂糖を使った甘めの合わせ出汁で茹でた後、パン粉を付けてカラっと揚げると、「黄金千貫のフライ」の完成です!

まるでかつ丼!?

まるでコロッケのようなホクホク感を楽しめる『黄金千貫のイモがカツ丼』

丼のふたを開き、思わず笑みがこぼれる石井リポーター。なんと、見た目はカツ丼そっくり!その名も『黄金千貫のイモがカツ丼』。スタジオからも思わず驚きの声が上がります! 「イモというよりは、コロッケのような柔らかさやホクホク感があって、イモ自体にもしっかりとお出汁の味があります!おいしい!」と石井リポーター。甘さ控えめな黄金千貫を生かした逸品になりましたよ♪

今回ふるさと丼づくりに協力してもらった「海辺の料理旅館 はつしろ」は、玄界灘が目の前に広がる旅館。“旅館”と“グランピング”が楽しめる「リョカンピング」プランもあります。昼間はビーチでデイキャンプやサイクリングなどのアクティビティを楽しむことができ、夕食はバーベキュー特設会場で新鮮な海の幸をたっぷりといただけますよ。夜は旅館でゆっくりと宿泊できるので、まさに“旅館”と“グランピング”のいいとこ取りですね!詳細は「海辺の料理旅館 はつしろ」で検索を。


海辺の料理旅館 はつしろ
福岡県遠賀郡岡垣町原670-14
093-283-0001

※この記事は2022年の情報です(「シリタカ!」10月13日放送、リポーター:石井裕二)。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。

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