クラフトジンに深い味わいと香りをもたらすボタニカル。佐賀県にある小城蒸溜所は、そのボタニカルに桜や柚子のほか、地元の特産品「小城羊羹」や「海苔」を使用しています。そんな地元の魅力を凝縮させた小城蒸溜所のクラフトジン「OGIGINSOW DARK」が、日本唯一・アジア最大級の蒸留酒品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2026」の洋酒部門で、最高金賞を受賞しました。これは佐賀県内の事業者として初の快挙であるだけでなく、“樽熟成ジン”としてもTWSC史上初の受賞という、快挙となります。
小城蒸溜所の西岡靖恵さんは「地域の魅力を蒸留という形で表現したいという思いで取り組んできました。今回、このような評価をいただけたことを大変光栄に思います」と喜びを語りました。
※画像は2025年
「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」は、アジア最大級の規模を誇る格式高い蒸留酒の品評会です。その洋酒部門にエントリーされたお酒は実に594種類。このうち「最高金賞」となったのは全体の約11%です。数々の名酒の中から厳正な審査を経て、特に優れた品質であると認められた商品にのみ授与される賞です。「OGIGINSOW DARK」は、地域性を活かした独自の酒造りと、樽熟成による新しいジンの表現が高く評価されたといいます。
この快挙の背景には、近年の法改正に伴う小城蒸溜所のチャレンジがありました。実はこれまで、ジンには着色に関する厳しい法規制がありました。しかし、2023年にその縛りがなくなり、着色を伴う樽での熟成が可能になりました。小城蒸溜所では、これを「樽熟成ジン」という新たなジャンルを切り開くチャンスとして捉え、「OGIGINSOW DARK」の製造に乗り出しました。
しかし、熟成期間などすべては手探り―。樽や仕込むジンによっても、香りや味が微妙に違います。そんな繊細な熟成を経て誕生した「OGIGINSOW DARK」(税込11,000円)。ベースとなる作り方は従来の白ラベルと同じですが、ジンとオーク樽の相性を極限まで追求した逸品です。オーク樽で約1年半にわたりじっくりと熟成させたことで、バニラのような甘く深みのある香りとジン本来の香りが絶妙なバランスで調和した味わいを実現しました。地元・佐賀県産の素材を使用し、環境や地域との共生を意識しながら、こだわり抜いて開発・製造されています。
「今後も佐賀から新しいクラフトジン文化を発信してまいります」と力強く語る西岡さん。そんな造り手の熱い思いから生まれたクラフトジン 。今回の最高金賞受賞は、時代の変化をチャンスに変えた独自の酒造りと、その深い味わいが世界に認められた証といえます。佐賀から全国、そして世界へ向けて新しいクラフトジン文化を発信し続ける小城蒸溜所のこれからの取り組みに 、今後も大きな注目が集まります。
『小城観光まちづくり株式会社「小城蒸溜所」』
佐賀県小城市小城町903番地(小城市小城町964番地)
TEL・FAX:0952-60-2095
■ 小城蒸溜所
住所:佐賀県小城市小城町964
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