【福岡カフェ】生の桃たっぷり!夏限定かき氷&フルーツ満載アサイーボウル!母から受け継いだテイクアウト専門カフェ『and cafe''』(福岡・行橋市)【まち歩き】

福岡県行橋市泉中央にあるテイクアウト専門の『and cafe''(アンドカフェ)』。
夏の店頭には、生の桃をたっぷりのせたかき氷や、6種類の果物を盛り込んだアサイーボウルが並びます。

季節によって使う果物を変えながら、母と息子でメニューを考えるこの店。
現在、店を任されているのが佐藤璃育(りく)さんです。店を始めたのは母。璃育さんは以前、看護の仕事をしながら店を手伝っていました。スタッフの入れ替わりなどが重なり、2025年夏ごろから本格的に店に立つようになったといいます。

「それまでは別の仕事をしながら手伝っていました。いろいろ重なって、自分がこっちを引き継ぐことになったんです」

それから約1年。平日は一人で店を切り盛りする日もあり、母と相談しながら季節のメニューづくりにも関わっています。


■ネイルサロンの隣から始まったカフェ

『and cafe''』があるのは、璃育さんの両親が営むネイルサロンの隣です。カフェが生まれたきっかけも、ネイルサロンから始まりました。

「ネイルが終わったあとに、隣で何か食べられたらいいねって話していたみたいです」

ちょうどその頃、ネイルサロンの客を通じてクロワッサンを仕入れる縁ができたそう。そこから、ベーコンチーズなどのクロワッサンを販売する形でカフェがスタートしました。現在もクロワッサンは店のメニューに残っています。

『and cafe''』という名前には、「一緒に」という意味が込められています。

「お客さんたちと一緒に、みんなで店を育てていく。そういう意味で『and cafe』にしたと聞いています」

ネイルサロンの客とのつながりから始まった店は、少しずつ扱うメニューを増やしてきました。

■6種類の果物を盛り込んだアサイーボウル

今回紹介する一品目は、「彩り果実のアサイーボウル」(税込900円)。
季節を問わず注文できる定番メニューです。

アサイーの上にフルーツグラノーラを重ね、バナナ、キウイ、イチゴ、ブルーベリー、ラズベリー、オレンジを盛り付けます。

「いろいろな果物を使っていて、結構盛りだくさんです」

ひとつのボウルに6種類の果物。アサイーのもったりと濃厚な口当たりに、グラノーラのザクザクとした食感。バナナの甘みやベリーの酸味など、スプーンを入れる場所によって組み合わせが変わります。

果物を一度にいろいろ楽しみたい時にも選びやすい一杯です。

■生の桃を「どさっと」。夏限定のかき氷

もう一品、この時期に目を引くのが「桃のかき氷」(税込1,100円)。
削った氷に、果実を多く使ったシロップをかけ、仕上げに生の桃を盛り付けます。

「果実をたくさん使ったシロップをかけて、その上に桃をどさっとのせています」

氷の上には、食べやすく切られた桃の果肉。シロップだけで桃の味をつけるのではなく、生の果実そのものをしっかり味わえる仕立てです。冷たい氷と一緒に頬張るのも、途中で桃だけをひと口食べるのもいい。桃は夏季を中心とした季節商品。仕入れ状況によって販売期間が変わります。

合わせて紹介したいのが、「レモネードソーダ」(Mサイズ 税込500円)。
レモンの風味と炭酸を合わせた、すっきりとした一杯です。かき氷やアサイーボウルとともに、暑い日のテイクアウトにも。


■桃の次はマスカット。季節に合わせて変わるメニュー

「季節のものに合わせながら、母と一緒に考えています。自分からメニューを提案することもありますね」

夏はメロンから桃へ。その後はシャインマスカットへと移り、秋には芋を使った商品が登場します。冬から春にかけてはイチゴの季節です。

仕入れ先にも、近隣とのつながりがあります。桃は近くの青果店などから仕入れ、イチゴは豊前市の生産者から毎年仕入れているそう。店頭には近隣の養蜂家が作ったハチミツが並ぶこともあります。

「基本的には、この辺りで作っている方のものを使うことが多いです。地元の方とのつながりは大事にしています」

季節が移るにつれて、使う食材もメニューも変わっていきます。

■車で待って、できたら届ける

『and cafe''』はテイクアウト専門。
土日の日中は二人体制になることもありますが、平日は璃育さん一人で営業する日もあります。注文が重なると、商品が完成するまで少し時間がかかることも。
そんな時、夏や冬は客に車の中で待ってもらい、完成すると璃育さんが商品を車まで運びます。

「夏は暑いですし、冬は寒いので、基本は車で待ってもらっています。できたらこちらから持っていくようにしています」

Instagramや電話で予約を受け付けているのも、店頭での待ち時間を減らすためです。
一人で営業する日があるからこそ、その中でどうすれば受け渡しをスムーズにできるか。今の店の形に合わせたやり方を続けています。

■テイクアウトの、その先へ

璃育さんは9人兄妹の長男。隣では両親が仕事をし、兄妹とも顔を合わせる。店で働くことは、家族との時間にもつながっています。

「兄妹と関わりながら、家族みんなでやっている感じはありますね。弟や妹の成長を近くで見られますし」

母が始めたカフェを任されて約1年。今後について聞くと、璃育さんは現在のテイクアウト専門という形から、もう少し先を見ていました。

「もう少し大きくできたら、イートインも作ってみたいです。みんなが落ち着いて過ごせるようなカフェにしていけたらと思っています」

クロワッサンから始まった店に、季節の果物を使ったメニューが加わり、今は璃育さんも店づくりに関わるようになりました。

「みんなで一緒に育てていく」。

店名の「and」に込められた言葉の通り、客や地域の人、そして家族との関わりを重ねながら、『and cafe''』は次の形へと少しずつ進んでいます。


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■『and cafe''(アンドカフェ)』
住所:福岡県行橋市泉中央8-30-11
電話:090-4580-9258
営業時間:11:00〜16:00/19:00〜21:00
定休日:火・水・木曜(祝日は営業)
駐車場:あり
※テイクアウト専門
Instagram @and_cafe.2022
https://www.instagram.com/and_cafe.2022/
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※情報は2026年8月12日時点のものです。メニュー、営業日時、季節商品の提供期間などは変更になる場合があります。最新情報はInstagram等でご確認ください。

■ and cafe''

住所:福岡県行橋市泉中央8-30-11
Instagram @and_cafe.2022

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